仕事始めからずーっと、どうがんばってもネットをする時間が取れません。況やブログのネタを集める時間をや。ですが、放置というのも何なので、先週前編を見て面白かった番組をオススメしておきます。
NHK教育で1月12日(土) 前10:00〜10:45 に放送される、「出エジプト記の“真実”後編」です。先週の同じ時間に前編が放送されたのですが、キリスト教や旧約聖書に疎い人間なもので、エンターテイメントとして大変楽しく鑑賞することができました。
ジェームズ・キャメロンがエグゼクティブ・プロデューサーで、「出エジプト記」というテーマを長年追いかけてきた、シムカ・ヤコボビッチがディレクターらしいです。先週放送分は、イスラエル人の出エジプトと、エジプト王によるヒクソス人追放は、実は同じ出来事をあらわしたものであるという仮説に基づき、エジプトにもたらされた10の禍を、ちょうどその頃サントリニ島周辺で起こった火山の噴火に起因する災害として科学的に説明していました。
エジプト人の長男のみがなくなるという禍の説明が特に印象的でした。この番組によれば、当時のエジプトでは長男のみが特権的な地位を与えられており、特別な低いベッドで眠っていたのだそうです。そこへ、火山の噴火で炭酸ガスが発生しました。炭酸ガスは空気より重いので下のほうにたまります。高いところで眠っていた長男以外と、過ぎ越しの祭りを祝っていたイスラエル人たちは助かりましたが、低いベッドで眠っていたエジプト人の長男たちは、窒息して死んでしまったという説明です。強引な気もしますが、面白いなあと。
もちろんこの歴史ミステリーは、定説では100年もの開きがある出エジプトとヒクソス追放を同じ出来事であると仮定した上での話しなので、それが成立しなければ全部が崩れ去ってしまいわけなんですけれども……
詳しい人が見ると「おいおい」というところもあるんでしょうが、素人としては大変面白く鑑賞することができました。こういう歴史教養番組大好きなんです。明日放送の分も録画してみようと思います。
テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ
お正月はテレビ三昧だったのですが、色々と見た中で非常に面白かったのが1月3日に放送された『
新春超歴史ミステリー古代ローマ千年史!!空前の巨大帝国全解明スペシャル』でした。それにしても長いタイトルですね。4時間半もの長い番組だったのですが最初から最後までチャンネルを帰ることなく見てしまいました。
この手の番組の場合、再現ドラマの部分を日本で作ると、いつも見たことのあるような外国人タレントを使って安っぽい仕上がりになってしまいます。ですが、この番組の場合、大部分をBBCから借りてきた映像で構成しているので、出来上がりが重厚で飽きることなく見ることができました。
ドラマの出典が知りたかったのですが、EDロールにも特に記載はなく。唯一わかったのが2002年制作の
"Julius Caesar"。IMDbによるとこの作品はアメリカのドラマみたいなので違うような気もするのですが、クリストファー・ウォーケンがカトー役で出ていたので当たっているのではないかと思います。
メインはカエサルだったわけですが、むしろその前のポエニ戦争(番組中では「ポエニ戦役」という言い方をしていました。学校では「ポエニ戦争」と習いましたが、今の高校生はどちらで勉強しているのでしょうか)のくだりが非常に面白かったです。あの部分のドラマがソフト化されていたら見たいのですが、果たしてあるのかどうか。
番組中、幾度となく引用された塩野七生さんの言葉も印象的。文庫化もされていることですし、『ローマ人の物語』を読んでみようかと思ったのですが、単行本を分冊しているため、現時点で31冊にもなっているんですね(汗)今から買って読むのはキツいかも……
とりあえず家にある『ガリア戦記』と『ゲルマニア』の岩波文庫を読もうと思います。
テーマ:年末・年始 特番アレコレ - ジャンル:テレビ・ラジオ
クリスマスの25日からWOWOWで一挙再放送中の『ROME(ローマ)』。気になっていたので、絶対録画しようと思っていたのですが、ケロっと忘れ、昨日から録画してみました。1〜3話を飛ばして、4話から見る格好になります。当たり前ですが、話がよくわかりません。前回までのあらすじを見て思ったこと。
……この、シーザー役の人、絶対『シャーロック・ホームズの冒険』に出てた。
で、早速IMDbで調べてみました。芸歴が長い方なので、作品名が多すぎてよくわかりません。とりあえず、『ミュンヘン』に出ていたことを発見。ああ、あの眼鏡の紳士っぽい人をやっていた人か。でも絶対、この人、自分の奥さんのお姉さんに誘惑されて困る役やっていた人だと思うんだけど……
ってことで、『シャーロック・ホームズの冒険』の情報サイトを調べてみたら載っていました。ビンゴです、「ボール箱事件」のジム・ブラウナー役。撮影順でいくと、ジェレミー・ブレット主演のグラナダ版『シャーロック・ホームズの冒険』最後のエピソードとなった回です。
一見知らない俳優さんばかり出ている気がして、調べてみると皆さんすでに見た作品に出ていたりしたのでまとめてみます。
●ガイウス・ユリウス・カエサル役 キアラン・ハインズ(土師孝也)
英語表記Gaius Julius Caeser: Ciaran Hinds『ミュンヘン(Munich)』(2005) カール(Carl)
『シャーロック・ホームズの冒険』「ボール箱事件」(1994) ジム・ブラウナー
("The Memoirs of Sherlock Holmes" The Cardboardbox Jim Browner)
『ミュンヘン』見たときは全く気づきませんでしたが、カエサルはジム・ブラウナーに見えてしかたがありません。全然キャラクター違うんですけど。おそらくあの髪型がジム・ブラウナーを彷彿とさせるのだと思います。ローマは暖かそうなんですが、わたしの頭には「ボール箱事件」の寒々しい冬のロンドンの風景が頭をよぎります。
●ティトゥス・プッロ役 レイ・スティーヴンソン(てらそままさき)
英語表記Titus Pullo: Ray Stevenson"A Woman's Guide to Adultery"(1993) Journalist
『キング・アーサー(King Arthur)』(2004) ダゴネット(Dagonet)
吹替えをしているてらそままさきさんは『炎の英雄シャープ』シリーズで豆さまの吹替えをなさっている方。『トロイ』ではバナ兄さんの吹替えも。そんな彼が豆さまと共演していたなんて!!
●ユリウス家のアティア役 ポリー・ウォーカー(小宮和枝)
英語表記Atia of the Julii: Polly Walker"Lorna Doone"(1990) Lorna Doone
ここにも豆さまと共演なさった役者さんが!! 単にイギリスの役者さんがいっぱい出演しているってだけなんでしょうけど。ちなみに、なんでユリウス(Julius)家のアティアが"Atia of the Julii"になるかというと、ラテン語の属格(英語でいう"of〜"の形)語尾が"〜i"だからですね。
●マルクス・アントニウス役 ジェームズ・ピュアフォイ(金尾哲夫)
英語表記Marc Anthony: James Purefoy
『ボスコム谷の惨劇(The Boscombe Valley Mystery)』 (1991) ジェームズ・マッカーシー(James McCarthy)役
『シャープの剣(Sharpe's Sword)』 (1995) スピアーズ大尉(Lord Jack Spears)『ROCK YOU!(A Knight's Tale)』(2001) トーマス・コルヴィル卿(Sir Thomas Colville)
『ROCK YOU!』のコルヴィル卿(でもその正体は……)、とっても素敵でした。
ピュアフォイ氏は"Sharpe's Sword"で豆さまと共演してますよ、という情報をtontoさんからいただきました。教えてくださってありがとうございます。
シャーロック・ホームズといえば、『ボスコム谷の惨劇』にも出ていますよ、という情報をおよさんからいただきました。教えてくださってありがとうございます。●マルクス・ユニウス・ブルートゥス役 トビアス・メンジーズ
英語表記Marcus Junius Brutus: Tobias Menzies『カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』(2004) Villiers
『カジノ・ロワイヤル』のVilliers役ってどんな役だったんだろう。ちゃんと見たはずなのに思い出せません。
●ガイウス・オクタヴィウス役 マックス・パーキス(白鳥哲)
英語表記Gaius Octavian: Max Pirkis『マスター・アンド・コマンダー』(2003) ウィリアム・ブレイクニー士官候補生
"Master and Commander: The Far Side of the World" Blakeney, Midshipman
往々にして、ラテン語の日本語表記って英語の読みに引きずられて"v"を「ヴ」、"j"を"ジュ"と読ませがちですが、このドラマはがんばっています。たとえば、Serviliaをちゃんとセルウィリアと読ませていたり。でも、どうしてオクタウィウスだけ、オクタ
ヴィウスになっちゃったんでしょう。やっぱり発音しにくいからかな。
吹替えの白鳥哲さんがめちゃめちゃ気弱で内気そうなかんじで吹替えているのでさっぱり気づきませんでしたが、この子、あの可愛いサー・ブレイクニーの子じゃないですか!! 気づいてそりゃもうびっくり。
テーマ:海外ドラマ - ジャンル:映画
15日(土)に、来年1月から新シリーズがスタートするCSI: NYとクリミナル・マインドの比較番宣番組が入っていたので録画してみてみました。もちろんわたくしのお目当てはCSI: NYというか、主任のマック・テイラーさまです。時間は10分程度。それぞれの物語に登場する警察組織(CSI: NYはCSIとは何ぞや、クリミナル・マインドはBAUとは何ぞやという話)の紹介・比較、主任&捜査官紹介といった内容でした。
それにしても、ダニー・メッサーくんが毎度毎度「ムード・メイカー」と紹介されるのはどうなんでしょう。そんなに彼、おちゃらけキャラでも軽口ばっかり叩いている人でもないと思うのですが(笑)
この番宣に続けて、クリミナル・マインドの第一話「シアトルの絞殺魔」が放送されたので、そちらもついでに録画して鑑賞。キャラクター紹介を見ていたおかげで、誰が誰だかわかり、すんなりとお話に入り込めました。二ヶ国語版の放送で、当然わたくしは吹替え版で見たわけですが……
ジェーソン・ギデオン(マンディ・パティンキン):有本欽隆
アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン):森田順平
エル・グリーナウェイ(ローラ・グラウディーニ):山像かおり
デレク・モーガン(シェマー・ムーア):咲野俊介
スペンサー・リード(マシュー・グレイ・ギュブラー):森久保祥太郎
ジェニファー・ジャロウ(エー・ジェイ・クック):園崎未恵
ペネロープ・ガルシア(カーステン・ヴァングスネス):斉藤喜美子
個人的にIQ187の天才、スペンサー・リードの吹替えを森久保祥太郎さんがやっていらしたのがつぼでした。森久保さんの吹替えってほとんど聞いたことがなかったので。海外ドラマの吹替えって、映画とはまたちょっと違った役者さんの演技が聞けるところもまた魅力ですよねえ。
山像かおりさんは「ER」のスーザンの印象が強い役者さんですが、海外ドラマの強くて知性的な女性の吹替えではまさに引っ張りだこのお方。あまりにもありとあらゆる作品に出ていらっしゃるので、頭の中でキャラクターが混じってしまいそうです。
肝心の「クリミナル・マインド」第一話ですが、物凄く気になるところで2話に続く!!となったものの、アナログのWOWOWしか見られない人間には、第一シーズンの続きを見ることはできないんですよねえ。新年からの最新シリーズを見ても、続きではないという罠。すっかりWOWOWさんの術中にハマってしまったようです。
テーマ:俳優・男優 - ジャンル:映画
CSI: NYでダニー・メッサーを演じているカーマイン・ジョヴィナッツォさんが『ブラック・ホーク・ダウン』に出ているという情報は前々から耳にしていましたが、いったいどこに出ていたのかさっぱり思い出せないので、木曜洋画劇場で放送されたときの録画を引っ張り出してきて確認してみました。
そしたらば、カーマインさんよりもホレイショ・ホーンブロワーならぬ、ヨアン・グリフィズさんが先に出てきてびっくり。まさか、映画を見ていて発作おこして倒れちゃってそのまま送り返されちゃう軍人さんがヨアンさんだったとは!! しかも、ヨアンさん演じるビールズって階級は中尉で、ジョシュ・ハートネット演じるエヴァーズマン二等軍曹よりも上官だったんですね。のんきに映画なんか見ている姿の印象しかないので、そんなに偉い軍人さんだったなんて露ほどにも思いませんでした。
で、気になるカーマインさんはというと、発作を起こしてぶったおれたビールズを手当てしてあげるグッデイル三等軍曹です。ダニーと違って、髪の毛は刈り込んでいるし、眼鏡はないしで、CSIでしか彼のことを見ていないわたしには、ぱっと見同一人物とは分かりませんでした。
それにしても、ハルク(エリック・バナ)とミスター・ファンタスティック(ヨアン・グリフィズ)が在籍しているなんて、デルタフォースもレンジャーも侮れません。
☆ブラック・ホーク・ダウン内 わたしの興味ある俳優さん階級順☆
ビールズ中尉:ヨアン・グリフィズ
フート一等軍曹(デルタフォース):エリック・バナ "Sergeant First Class"
サンダーソン一等軍曹(デルタフォース):ウィリアム・フィクナー
グッデイル三等軍曹(レンジャー):カーマイン・ジョヴィナッツォ "Sergeant"
ブラックバーン上等兵:オーランド・ブルーム "Private First Class"ユアン・マクレガー演じるグライムズは技術兵という身分らしいです。ここに並べるとどこに入るんでしょう。余談ながら、『プライベート・ライアン』を見るまで、「プライベート」に「兵」の意味があるなんて知りませんでした。
ついでに、今日WOWOWで『G.I.ジェーン』が放送されているのをたまたま見てしまったのですが、デミ・ムーア演じる主人公が"Lieutenant"と呼ばれているのに字幕では「大尉」となっていて「それって中尉の間違いじゃないの?」と一瞬思ったわけですが、よく考えてみたらこのお話の舞台は陸軍じゃなくて海軍だったのでした。ヴィゴさん演じるウルゲイルさんの階級は曹長(マスター・チーフ)でしたね。
ウルゲイル曹長:ヴィゴ・モーテンセン "Master Chief"
オニール大尉:デミ・ムーア "Lieutenant"※正式にはもっと階級名が長いんでしょうけれども……
先日見た『クローン』(原題"Imposter")では、ゲイリー・シニーズ様ご自身は科学者で軍人さんたちに追っかけまわされる役どころだったのですが、軍人キャラはやたらと出てきました。主人公を追っかけまわすハサウェイ少佐、その部下バーク大尉(本家「CSI」のウォリックを演じるゲイリー・ドゥーダン)などなど。ベガスCSIのウォリックがNYのマックを追っかけまわしているみたいで、しかも中の人のファーストネームは二人ともゲイリーで非常に面白かったです。作品自体も大変楽しめたので、いずれ感想書きたいなあ。
ハサウェイ少佐:ヴィンセント・ドノフリオ "Major"
バーク大尉:ゲイリー・ドゥーダン "Captain"※こっちはたぶん陸軍なので、上記の『G.I.ジェーン』とは、英語の階級名と日本語訳が一致していないところにご注目を。
でもって、ここまで語っておいて触れないわけにいかないシニーズ様の演じた軍人たちの階級。
ケヴィン・ダン中佐(海軍) Commander Kevin Dunne (スネーク・アイズ)
ダン・テイラー中尉(陸軍) Lieutenant Dan Taylor (フォレスト・ガンプ)
マック・テイラー軍曹か中尉(元海兵隊) Sergeant / Lieutenantカタカナで書くと、『フォレスト・ガンプ』のダン中尉と、『スネーク・アイズ』のダン中佐が非常にややこしいわけですが、ダン中尉はファーストネームが「ダン」だし、ダン中佐はファミリーネームが「ダン」である上に、綴りから見るに、英語だと発音もきっと違うはず。
シニーズ様の演じた役で一番偉いのはトルーマン大統領だと思いますが、軍人さんの中ではケヴィン・ダン中佐が一番上かな? 他に軍歴のあるキャラクターってありましたっけ。
マックの軍歴ですが、CSI: NY シーズン2の最終回を見てようやくIMDbのトリビアのところに書いてあった文章の意味が分かりました。ネタバレになるので軍歴に関することしか書きませんが、劇中、海兵隊時代のマックの身分証と、名誉除隊した際の書類が出てきます。身分証に書いてあった階級は"LT."(Lieutenant=中尉)、除隊の書類に書いてあった階級は"Sgt."(Sergeant=軍曹)。IMDbでも指摘されていることですが、中尉だったこともあるのに、除隊の際に軍曹になっているというのは降格人事なので少し変。あるいはマックが何らかの理由で降格されたということになります。これもIMDbで言われていることですが、除隊(Sep
aration)のつづりもおかしくてSep
erationとなっています。果たしてこの書類、本物なんでしょうか(単なるスタッフのミスなんでしょうが)
(追記)CSI: NY2 #24を見たので書き直しました。つくづく不思議なのが、なんで英軍も米軍も海軍だけ違う階級システムなのかということ。海兵隊も陸軍や空軍と同じなのに……
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