【あらすじ】
ニールとキャメロンという2人の高校生が引き起こした銃乱射事件は15人もの罪なき人々を犠牲にし、犯人の自殺で幕を閉じた。だが、現場となったモールの改修工事の際、犯行の様子を記録していたビデオカメラが発見されたことから、15年のときを経て事件が再び動き出す。カメラには、犯人2人はカメラを持っていない。つまり、生存者の中に実は第三の犯人がいたということになる。リリーたちは未だに事件の後遺症に苦しみ続ける生存者たちの証言を洗い出していく。
☆ネタバレ感想は続きをどうぞ☆
「クリミナルマインド」の後に「GSG9」が始まりましたが、「CSI: NY」の後に「コールドケース4」が始まったということもあり、勢いで見てしまいました。そしたら、第1話のゲストキャラがなんとも見覚えのある顔ではありませんか! CSI: NYでマックの義理の息子リードを演じていたKyle Gallnerなんですもの!! IMDbによると他にもミディアムとかボーンズとかテレビドラマのゲストキャラとして色々出ている俳優さんのようですね。今回演じたのは、15年前に大量殺戮事件を起してそのまま自殺した少年の役でした。一線を踏み越えてしまった狂気の表情が凄い!!
◆第三の犯人を追う
ニールとキャメロンはオンラインゲームに熱中し、人を殺すことを夢想していた。ゲーム仲間に第三の犯人がいる可能性があると見たリリーたちは、ニールの父親に事情を聞く。すると、高校進学前までは仲のよかったデイトンが浮上する。デイトンは事件の後遺症で閉所恐怖症になっていた。彼によればオタクで苛められていたニールたちとは違い、自分は女の子にも人気があり、ザックをはじめとする言わば「勝ち組」のグループとつるんでいたという。そして、彼ら「勝ち組」のグループからニールたちがいじめを受けていたことも判明する。
◆カメラの出所
犯行の様子を撮影したカメラは生存者の一人、デイヴィが働いていた電気店から盗まれたものだった。デイヴィは事件のトラウマから人間不信となり、厩舎で働いていた。カメラを盗んだのは彼ではなく、彼がほのかな思いを寄せていたティナが盗んだものだという。
◆盗んだのはティナ
ティナに事情を聞くと、その後彼女はモールの警備員、バリーに見つかり拘束されていたのだという。親に電話すると警告されたのだが、警備室にニールとキャメロンが現れ、警備員はすっかり彼らとの話に夢中になってしまう。彼女はその隙に逃げ出し事なきを得た。結局両親に連絡は行かずじまいだったという。ティナの証言から警備員がニールたちにかなり詳細に防犯カメラの大部分がダミーであることなど警備体制を話していたことが判明する。
◆カメラはティナの手を離れたのか?
モールの警備員バリーは銃弾を受けたことで下半身不随になっていた。ニールたちにおだてられ、モールの警備体制について明かしはしたものの、共犯者ではないと主張するバリー。騒ぎを聞きつけてフロアに下りてきたバリーは、出会いがしらにニールたちに腹を撃たれる。止めをさそうとするキャメロンに、ニールは「放っておけば死ぬ」と言い放った。その様子を見ていたティナが物陰に身を隠すよう声を掛け、重傷を負った彼に気を強く持つよう励まし続けた。そんな2人の前にデイトンが現れ「僕が悪かった」と謝罪したのだという。
◆やはりデイトンが共犯者?
バリーの証言を元に、リリーとスティルマンはデイトンを取調室に閉じ込めて事情聴取を行う。閉所恐怖症から取り乱すデイトン。ビデオ映像を見せられた彼はついに事件当日のことを語り始める。デイトンはその日、つるんでいた仲間たちがなにやら部屋の中を覗き込んでいるのを目撃する。中を見ると、ザックがティナと関係を持っていた。だがそれは彼女への愛からではなく、仲間との賭けだった。行為が済むや否や、ティナの下着を見せびらかしながら得意げに部屋の外へと出てくるザック。真相を知ってショックを受けるティナ。そのまま彼女はザックの仲間たちにレイプされてしまう。モールで働いていたデイヴィが何とか止めようとするが、多勢に無勢でなす術もない。傷ついた彼女を励まそうと話しかけるデイヴィだったが、こんな目に遭ってもまだザックのことを庇おうとするのを見てカッとなり、突き放すようなことを言ってしまう。ちょうどそこにニールとキャメロンがやってきたのだった。
「わたしのカメラでエロビデオを撮ったあと、あなたたちのが人を殺すところを撮影しましょう」
引き金を引いたのはティナだったのだ。
◆ティナ、立て篭もる
乱射事件のあったモールに、ティナが立て篭もるという事件が発生する。幸い、利用者たちは退避済み。このままではティナの射殺は避けられない。リリーはスティルマンを説き伏せて、ティナの説得に当たる。誰かが銃を撃つたびに、誰かが歩けなくなったり、子供と会えなくなったりする……ニールたちの事件の爪あとは今も癒えぬままなのだ。結局ティナは投降し、事件は幕を閉じたのだった。
いやほんと、シーズンプレミアだけあって文句なしに面白いエピソードでした。でもってゲストの役者さんたちが上手いの!! 回想の中だけに登場する殺人鬼ニールとキャメロンにしても、傷つけられたtことで取り返しの付かない罪を犯してしまったティナにしても。アメリカって本当に役者さんの層が厚いですよね。
キャメロン役の彼にしても、こんだけ狂気の演技とか凄い演技が出来る俳優さんなわけだから、CSI: NYでももうちょっと彼の上手さが見られるエピソードにしていっていただきたいものです(←CSI: NY 第4シーズンのネタバレを読むにつけそう思う)でも、大学内秘密結社のエピソードにおける、マックとの抱擁シーンはアカデミーノミネート経験を持つゲイリー・シニーズ相手に一歩も譲らないいい芝居を見せてくれていましたね!!
