【あらすじ】
移植用の肝臓を乗せたドクターヘリがハイジャックされるという事件が起こる。パイロットはヘリの中で発見されるが、インターンが行方不明になっていた。看板設置用のリフトの上で死んでいる人物の事件を捜査していたマックは、彼こそが行方不明のインターンであることに気づく。ステラはトンネルの中で見つかった女性の遺体について調べるうちに意外な人物との関連に気づく。
テレビ東京 2008年4月2日(水)放送
☆ネタバレ感想は続きをどうぞ☆
☆ドクター・ヘリハイジャック事件☆
担当:マック、ホークス、ダニー 刑事:フラック
◆第1の容疑者:ライアン・エリオット
リフトの上で死んでいたのは、肝臓を搬送する予定だったライアン・エリオット。ハイジャック犯が撃った弾はわき腹から胸へ抜け彼の右心室を破ったのだ。マックたちは血痕の跡を辿り、貫通した弾丸が地上まで落ち、ビルの排水溝へと入ったのではないかと推測する。果たして、排水溝には何か光るものが落ちていた。マックは、自作の道具で排水溝から金目のものを引き上げているホームレスに気づき、その道具を借りて弾丸を吊り上げる。ホークスはニューヨーク州の医療関係者データベースを調べ、殺されたのがライアンではなくショーン・ホバックという別人であることを突き止める。ライアンは生きていたのだ。彼は臓器の転売目当てで事件を起したのか? だがライアンは友人がニックスのチケットを手に入れたため、無理やり搬送人の仕事を代わってもらっただけだと抗弁する。
銃弾をサルベージするシーンがとても楽しかったです。排水溝の中に光るものを見つけたけれど、さあどうしようと悩んでいたところ、マックが妙な行動をとっているホームレスを発見。彼の使う道具を貸してもらおうと声をかけるんですが、ホームレスは相手にしません。マックが困って、人差し指でほっぺをぽりぽり掻きます。可愛いから。
◆真犯人
引き上げた弾丸から、犯行に使われた銃が別な強盗事件で用いられたものであることが分かる。強盗事件の犯人である、アンジー・ワトソンに事情を聞くと彼女は犯行後、ある家のゴミ箱に銃を捨てたと供述する。彼女の供述に合う家を調べたところ、そこは移植医のボーモントの家だった。ボーモントの妻は肝臓を病んでおり移植を待つ身だった。移植医として多くの患者を助けてきたボーモントは、自分の妻が優先されないことを不満に思い、臓器を盗むことを計画。銃と車と金を用意すれば何とかなるといわれたところ、自分の家のゴミ箱に銃が捨てられているのを発見し、それを天の配剤とばかりに肝臓強奪計画を実行したのだ。実行犯グループは肝臓を人質に取ってボーモント医師から更なる金を巻き上げようとしたが、肝臓は警察の手で無事回収される。
ボーモント医師の取調べはマックがつとめます。計画が露見して逮捕された医師。肝臓移植が間に合いそうもない妻と別れて拘留される身の上になってしまいます。そんな彼に対してマックが重い一言を。
マック:お前にはまだ救いがあったのに
愛する相手を突然喪ってしまえば叶わぬもの……時間だ。
残された時間こそが貴重なものだ。
911テロで突然愛する妻を奪われたマック。彼には妻と別れる心の準備をする暇も与えられませんでした。たとえ助からないとしても、妻に残された時間を精一杯大切にすることはできたはずなのに…… 夫が逮捕されたと聞いて、余命いくばくも無い奥さんが一体どう思うことか。ただ、ボーモント医師の立場も分からなくもありません。マックは時間を「救い」と表現していましたが、移植医でありながら肝臓移植をすれば助かる妻をなすすべも無く見ているしかない時間は「救い」というより「拷問」なのではないかという気もします。移植医として毎日毎日肝臓を手にするにも関わらず、それを妻に移植してやることはできないのですから。
☆リリアン・スタンウィック殺害事件☆
担当:ステラ、リンジー
リリアンには争ったあとも引きずられたあともなく、自らの意思で人気のないトンネルに入ったことが分かった。男性と交渉を持った痕跡も残ったが、暴行を受けたわけではないようだった。携帯電話の着信履歴から建築家のチャールズ・クーパーが浮上する。だが、チャールズはリリアンとは面識がないと主張する。リリアンの自宅を捜索すると、多数の名刺が発見された。彼女はマジョルカという人気のレストランの案内係をしていたのだ。携帯の発信履歴には、彼女から複数の男性へ電話をかけた記録が残っていたが、不思議なことに男性からリリアンにかけたものは1つもなかった。リリアンとかかわりを持った男性たちの証言から、彼女が名刺を残した客を選んで電話をかけ、テレホンセックスをしていたことが判明する。その中で唯一チャールズ・クーパーだけが電話に飽き足らず、事件当夜トンネルで会っていたことが判明する。だが、チャールズの後、リリアンが別な人物と交渉を持っていたことが分かる。その人物は、なんとあのD.J.プラットだった。リリアンの住むアパートのペンキを塗っていたプラットは彼女に目をつけ、一人になったところに襲い掛かりレイプしたに違いなかった。だが、プラットとリリアンがセックスしたことは証明できても、彼女を殺したことは立証できない。ステラから報告を受けたマックは、かならずプラットを殺人で挙げることを誓うのだった。
NYには「真夜中は別の顔」な人物が色々登場します。ローラーダービーの選手たちも、昼間はそれぞれ自分の仕事をこなしていました。今回の被害者、リリアンもその一人。彼女はまじめなレストランの案内係をしながら、客が残した名刺を物色し、気に入った客に電話をかけてテレホンセックスをしていたのでした。気になったのは、テレホンセックス専門の彼女がなぜチャールズ・クーパーとは直接会ったのかということ。それも物騒なトンネルを指定して。そんな場所でなければ、プラットに殺されることもなかったでしょうに……
わたしの記憶違いかもしれませんが、当初リリアンは無理やりトンネルに引きずり込まれたわけでも、レイプされたわけでもないって鑑定されていませんでしたか? でも結局、D.J.プラットにレイプされていたわけなんですよね? 抵抗する暇もなく襲われ、自転車の車輪の上に倒れこんだため、スポークが刺さって即死状態。そこをプラットがレイプしたということなのかしら?
