オープン・シーズン 字幕版 感想
オープンシーズン 日本版公式サイト

WOWOWさんでは前々から『オープンシーズン』が何度か放送されていましたが、ようやく字幕版で鑑賞することができました。わたしは基本的に日本のアニメしか見ないのですが、この作品は特別です。Gary Siniseが悪いハンターのショー役で出演しているからなのですっ。プレミア会場で「子供の1人から10年来こういう作品に出てといわれ続けてきて、ようやく出演できた」というようなことを言っていましたが、「こういう作品」というのはアニメ作品のことなのか。そして、可愛い動物さんたちを追い掛け回す悪いハンター役で、果たしてお子様たちは納得してくれたのか。シニーズさんのパパとしての威厳は保たれたのでしょうか(笑)

ネタバレ感想は続きをどうぞ

【あらすじ】
熊のブーグはパークレンジャーのベスにペット同然の状態で飼われており、動物ショーで曲芸をしながら平和に暮らしていた。だが、邪悪なハンターのショーにはねられ、車のボンネットに縛り付けられた鹿のエリオットを助けたときから、彼の日常は一変してしまう。ブーグのことをパートナーだと信じるエリオットに付きまとわれ、おまけにショーの恨みも買ってしまったのだ。さらに悪いことに、エリオットが動物ショーに乱入、ショーを邪魔されまいとエリオットを追い掛け回す姿が、幕越しにはエリオットを襲っているように見えてしまい、観客は大混乱。ベスはやむなくブーグを麻酔銃で眠らせ、遥か遠い滝の上においてくることにする。都会育ちのブーグは森に馴染むことができず、必死に街を目指し、行く先々で騒動を起してしまう。さらに、ショーにも追い掛け回され、気づいたときには狩猟区域に迷い込んでいた。森はまさにオープンシーズン(狩猟解禁期間)を迎えようとしていた。

この手の映画にありがちなおちですが、結局ブーグはすったもんだの末、森で生きることを選びます。ですが、物語の大半で街を恋しがり、野生動物たちと馴染めていない彼を見るにつけ、なんでそういう選択をしたの? とイマイチ納得できません。でもいいのです。別にわたくし、映画としてのでき、脚本のできを気にして鑑賞していませんから。

アホでバカでマヌケな悪役、ショーが可愛いんですもの〜〜☆

のっけから、道端を歩いていたエリオットを車ではねてとっ捕まえた乱暴者ショー。パークレンジャーがいて、野生動物を保護しているにも関わらず、動物に向かって平気で銃をかまえてしまうショー。愛用のライフルに「ロレイン」という女の子の名前をつけて可愛がり倒しているちょっとヘンタイチックなショー。感情が高ぶると、ロレインを横に構えてギターの音を口ずさみながらエアギターをしてしまう陽気なショー。獲物を狙っているときの低い声が実はセクシーなショー。アメリカ人に「因果応報」という思想があるとは思えませんが、冒頭とラストシーンが見事な円環をなしているショー。

わたくしとしましては、エンドロールの後のショーの末路がこの映画で一番面白く感じられました。CSI: NYだと、逮捕する側なので"You're under arrest."と言われているのを見てめちゃめちゃ新鮮でした。連続ドラマをやっていると、どうしても映画から遠ざかってしまうわけですが、久々の映画出演がこの作品というのは、ファンとしてちょっと寂しい。別にアニメだから悪いってことじゃなくて、作品としてのクォリティがなあ……

シニーズさんてこういう役好きなんでしょうかね。『レインディア・ゲーム』でも楽しそうに悪役を演じていて、インタビューでも「アホな役で笑える」みたいなことをおっしゃっていました。一方、同じ悪役でも『身代金』のジミー・シェイカーくんのことは酷い言いよう。主人公と途中までは対等にやりあう役なのに……頭のいい悪役は嫌いなのかしらん。

あと、先日WOWOWで『守護神』が放送されているのを見たばかりだったので、才能あふれるちょっと小生意気な水難士を演じていたアシュトン・カッチャーが、早口でおしゃべりでヘタレの牡鹿を演じていてびっくり。実写映画だとなかなかこういう役はやらないでしょうに。


Behind the Scenes: Open Season

演技を収録しているシニーズさんが楽しめます。すごい熱演。ほっぺが真っ赤で可愛らしすぎます。

Open Season Featurette
高笑いするシニーズさんが最後のほうにちょこっと。可愛い。やっぱりほっぺが真っ赤。

Open Season Premiere Podcast
プレミア会場のシニーズさん。CSI: NYの合間なんでしょうか、ほとんど見た目がマックです(着ている服からして劇中で見たことあるようなかんじ) マックの見た目なのに「うちの子供が……」とマイホームパパ全開なので非常に不思議。

以下余談。先週のCSI: NYに00B(ダブルオーバック)という言葉が出てきました。鹿などの中型動物を狙う弾丸だそうですが、バックはbackじゃなくてbuck(牡鹿)のほうなんですよね。ショーさんも、せっかく捕まえた(というかむしろはねた)エリオットを逃がされて、"My buck!!"と怒っていらっしゃいました。

【キャスト】
( )は日本語吹替え版キャスト
ブーグ:マーティン・ローレンス(石塚英彦)
エリオット:アシュトン・カッチャー(八嶋智人)
ベス:デブラ・ファニング(木村佳乃)
ショー:ゲイリー・シニーズ(内田直哉) ←ロマノ先生!!
マックス:ビリー・コノリー(富田耕生)
ライリー:ジョン・ファブロー(北川勝博)
イアン:パトリック・ウォーバートン(楠大典) ←ホークス先生!!
ジゼル:ジェーン・クラコウスキー(園崎未恵) ←リンジー!!(兼JJ)

タレントさんの映画吹替えには興味ないのですが、本職の声優さんたちのキャストが興味深かったので思わず載せてしまいました。ロケット・ロマノ声の狂ったハンターって気になる……

テーマ:俳優・男優 - ジャンル:映画

【2008/03/26 00:14】 | Movie(電影) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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