2005-04-24(Sun) 12:39:41

Arma virumque cano.

軽い気持ちで書いた駄文だったのですが、最近「arma virumque cano」をキーワードにして来られる方が増えてきているようなので、気になっていた部分を書き直しました。(2007年10月17日)

「豆沢山」さんのサイト(あれ?完璧豆さん?)にアップされている「Sharpe's Mission」の音声ファイルの中に、シャープがラテン語を話しているものがあって、何といっているのか非常に気になっていたのですが、よく考えてみたら我が家には「Sharpe's Mission」のDVDがあったのでサブタイトルを表示させて調べてみました。

How about a song, Hagman?(歌なんかどうだハグマン)
Arma virumque cano
...summat(「私は戦争と一人の英雄を歌う」……みたいなやつを)


注)改稿ついでにヘタレ訳も付けてみました。"summat"はヨークシャーの方言で"something"を意味するらしいです。こちらはラテン語ではなく英語だったんですね。



と言っているようです。今日問題にするのはその中の「Arma virumque canno.」の部分。早速調べてみますと、なんと「アエネイス」の冒頭の一文「私は戦争と一人の英雄を歌う」であることが判明しました。詳しくは、やましたたろう先生の「山の学校Weblog」2004年9月22日の投稿へどうぞ!!(現在はページ構成が変わってしまったようです)

シャープ様が「アエネイス」の冒頭の一説を話しているなんて、なんだか運命的なものを感じずにはいられません。というのも、やました先生のブログの記事で紹介されているように、

Arma virumque cano, Trojae qui primus ab oris Italiam fato profugus Laviniaque venit liota.



という続きがあるのです。「Trojae」はもちろんあのトロイ!!そして「アエネイス」の主人公はアエネアス。映画「トロイ」でも落城のシーンでちょこっとだけ出てきましたよね。シャープを演じてから数年後、ショーンさんが映画「トロイ」でオデッセウスを演じることになろうとは!!


単語帳
arma 戦争
virum(vir) 兵士
-que 〜と
cano (私は)歌う

早稲田大学のサイトにあった「アエネイアス購読」のページを参考にして逐語訳を作ってみます。

「戦争と(一人の)英雄を私は歌う。(その英雄は)トロイアの岸辺から 初めて イタリアへと 定めにより 逃亡者として そしてラウィニウムの岸辺へと やって来た。」

ちゃんとした翻訳は、やましたたろう先生のコラム「戦争と一人の英雄」をご覧ください。

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