|
ゴールデンウィークに『軍鶏 -Shamo-』を見に行ってうっかり呉鎮宇(フランシス・ン/ン・ジャンユー)に打ちのめされ、勢いで『インファナル・アフェア II 無間序曲』と『インファナル・アフェア III 終極無間』を見てしまった。今週に入ってから、1日1回は孝(ハウ)兄さんの穏やかで紳士的な電話脅迫シーンを見て楽しんでいる。いかん…… でもブログで扱う範囲は広げないでおこう。香港映画は奥が深すぎて怖い。
さておき。『終極無間』のワンシーンが気になっていたりする。物語の終盤、仁(ヤン:トニー・レオン)と楊(ヨン:レオン・ライ)と沈(シェン:チェン・ダオミン)が会話する場面だ。香港人のヤンは広東語を、大陸から来たシェンは普通話(世間一般でいう北京語)を、バイリンガルのヨンは相手に合わせて両方を話すのだが、ヤンとヨンが広東語で話し込んでしまう。それを見ていたシェンが 講国語! 講国語!(じぁんぐぉゆぃ、じぁんぐぉゆぃ) というのである。日本語吹替え版では、3人の複雑な言語事情が分からなくなってしまうので、全く違う訳が付されていたが、字幕版では「北京語で話せよ」というような訳が付いていたと思う。 大陸の人が普通話のことを「国語(ぐぉゆぃ)」と呼んでいるではないか!! 日本でも、「東京弁」と「共通語」が微妙に異なるように、中国でも「北京の人が話す方言」と「共通語」は微妙に違う。共通語のことは通常、「普通話(ぷーとんほぁ)」という。台湾の場合は「国語(ぐぉゆぃ)」(*1)、マレーシアやシンガポールの華人の場合は「華語(ほぁゆぃ)」という使い方をする。大陸の人が「国語」なんて言うんだ、と思って驚いたのだ。 気になったのでさらに調べてみたのだが、香港では普通話のことを「国語」と呼ぶらしい。シェンは香港人2人に合わせて「国語」と言ったということか。 *1 大陸の「普通話」と台湾の「国語」は完全に同じものではない。 ということで、拍手お礼だけでは物寂しいので雑記も織り交ぜてみた次第です。 |
|
| ホーム |
|
